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入社当時は高校生でした。初めてのアルバイトということもあり、この仕事に決めた理由は、自宅の近くにあって自転車で通うことが出来る、という点が一番であったと思います。また当時、高校生可のアルバイト先は少なく、今のようにスマホで求人情報を検索できたわけでもなく、たまたまクリーニング店に貼られていた、1枚の求人チラシを見て応募しました。仕事の内容については、それまで自分一人でクリーニング屋を使った経験はありませんでしたが、外から見ている限りでは、洗濯する洋服を預かったり、渡したりすればいいんだろうな…くらいの、簡単なイメージを描いていたことで、不安に思うことはなかったと思います。

アルバイト期間を経て、パートに転向して仕事を続けていくことになり、それからは会社で催される研修会などに参加させてもらったり、働ける時間が増えたことで、工場でのクリーニング作業に携わる機会も与えてもらいました。それからは知識にも幅が出て、受付に立った時は、お客様へのアドバイスも上手に出来るようになり、どんどん自信に繋がってきたことをよく覚えています。そのような時期に、当時のマネージャーから、サブマネージャーとして工場や店舗の管理をやってみないか、というお話をいただき、正社員として頑張ってみることになりました。

受付も工場も、働く時間に制限があるうちは、都合に合わせてシフトを選ぶことが出来ます。社会保険を完備していますので、パートのままで働く時間を増やすことも可能です。また、違う職種にも挑戦してみたい、そろそろ正社員で仕事をしていきたいと考えているなど、今後の働き方を会社に伝える機会として、半年に数回マネージャーとの面談を設けています。パートから正社員登用を経て、現在も活躍しているスタッフは多いので、小さな状況の変化でも安心して相談してください。

第一子の産育休を取得した時は、同じブロック内にはロールモデルはいなかったと記憶しています。ブロック長の職務に従事している頃でしたが、取得前には、復帰後すぐに自分が戻れる仕事と、そうでないものに分けて引継ぎを指示・依頼し、その後も続く育児との両立を考えて動きました。上長やブロックのマネージャー達の理解と、協力があってこそできたことです。この、私の産育休の取得から、以降数年にわたって、ブロック内の女性社員の出産が続きましたが、仕事に対する不安のないよう環境を整えるにあたっては、自身の経験を十分に活かすことが出来たものと思います。

復帰後は、核家族なので主人と協力しながらも、保育園で預かってもらえる時間帯でしか働くことができないため、定時勤務で、仕事に優先順位をつけ、滞りのないよう常に気を付けながら業務にあたっています。周りの協力も大きく、自分が動けない時でも、上長やマネージャー達のフォローがあるおかげで、仕事内容を大きく変えずに両立させてもらっています。働いているスタッフの中にも、自分と同じように仕事と子育てを両立している方、あるいは、両立の大先輩がたくさんいます。子育てに関してのちょっとした事も、すぐに相談できることが、良いところだと思います。

仕事としての特徴は、素材による洗濯の仕方を学んだり、アイロンがけが上手になったり、簡単なシミ抜きが出来るようになったりと、家庭でも生かせる技術が身に付くことが良いところだと思います。クリーニングの仕事には様々な役割があり、ずっと同じ作業を続けるのではなく、新たなチャレンジで次のステップアップに進めるのも魅力の一つです。大変なところは、販売ではなく預かりなので、取り扱う品物の種類が多種多様で、同じ品物が来ることは滅多にないため、業務上覚えることが、細かく多いという点です。

職種・職位に関わらず、圧倒的に女性が多いという特徴があります。女性でも管理職に挑戦してみたいという意欲のある方には、うってつけの会社です。お客様と笑い合える受付スタッフ、真剣に品質を高める工場スタッフ、大きな集配車を乗りこなし品物を運搬するルートスタッフ、テキパキと采配を振るう工場長やマネージャー。どのスタッフを思い浮かべても、そこには強くて優しい女性の笑顔があります。また、10年・20年…のキャリアを持つスタッフはとても多くいますので、女性が長く働ける職場だとも思っています。ちなみに、私は今年で勤続25年目になります。
最初は誰もが初心者です。経験は問いません。働く女性を応援します！ご応募、お待ちしております。